6.Excelの比較
6.1 ファイル指定
(1)ファイル指定
比較対象とするExcelファイルを指定します。
同一ファイルのシートを比較する場合は、比較ファイルを1ファイルのみ指定します。
<ファイルの指定方法>
・テキストボックスに直接ファイル名を指定する。
※過去に読み込んだファイルの一覧がプルダウンで表示されます。(最大10ファイル)
・テキストボックスの横のボタンを押下して、ファイル選択のダイアログより指定する。
※同時に2ファイル指定可能
・テキストボックスにファイルをドラッグ&ドロップする。
※同時に2ファイル指定可能
(2) 読込モード
Excelファイルのデータ読込の方法を選択します。
基本的には、変更する必要はありません。
※注)オブジェクト・図形は比較対象となりません。
・実際値で取得(高速) ※デフォルト
セルのデータを実際に保存している形式で取得します。
・テキスト値で取得(低速)
セルのデータを表示形式で取得します。
(例1:日付)表示:”2013年06月12日”
・「実際値で取得(高速)」⇒”2013/06/12 00:00:00”
・「テキスト値で取得(低速)」⇒”2013年06月12日”
(例2:数値)表示:”1,050”
・「実際値で取得(高速)」⇒”1050”
・「テキスト値で取得(低速)」⇒”1,050”
※注)日付や数値は、「実際値で取得(高速)」と「テキストで取得(低速)」とで結果が異なる場合があります。
※注)読み込むセルの数が多い場合には、「実際値で取得(高速)」を選択してください。
(3)ファイル読込
実際のExcelファイルを読み込みます。
読み込み後に、比較するシートが選択可能となります。
(4)クリア
ファイル読込を行っている場合 : ファイル名を除く全ての比較条件を削除します。
ファイル読込を行っていない場合 : ファイル名を削除します。
6.2 シート選択
(1)同一シート名選択
シート名の一覧より、比較するシートを選択します。
※同一のシート名でなければ、比較できません。
※複数のシートを選択できます。
※一覧にシートの内容が完全に一致しているかどうかが表示されます。
(2)個別選択
プルダウンより、比較するシート名を選択します。
(3)シート設定
シート設定ボタンを押下することにより、比較するシートを確定します。
6.3 比較条件(比較方式)
表形式のデータを比較する場合に、左上を原点として、右向きに比較をしていくか、下向きに比較をしていくかを指定します。
・横から縦に比較
左上を原点として、右向きに比較をしていきます。
・縦から横に比較
左上を原点として、下向きに比較をしていきます。
・完全一致
X座標とY座標が一致するデータをそれぞれ比較していきます。
6.4 比較条件(タイトル)
比較実行時に、タイトルを指定すると、タイトルと値が一致するものが等しいデータと判定します。
※項目数が異なる表を比較する場合などに、指定することで比較結果がより正確になります。
6.5 比較条件(キー)
比較実行時に、キーを指定すると、キー項目の値が一致するレコードを比較対象のレコードと判断して比較します。
※データベースのように主キーを持っているレコードを比較する場合に、指定することで比較結果がより正確になります。
6.6 比較実行
指定した比較条件(比較方式、タイトル、キー)にて読み込んだデータの比較を行います。
比較した結果を色違いで比較結果画面に表示します。
※注)テキストボックス・図形は比較対象となりません。
6.11 フッター情報
比較結果の選択しているセルの内容を表示します。
また、左右の文字列をテキスト単位で比較して、異なる個所(文字)を色違いで表示します。
6.14 Excelで編集
比較結果のデータグリッド(表)上で、右クリックを押下することで、「Excel編集」のメニューが表示されます。
「Excel編集」では、Excelファイルを起動して、選択しているセルをアクティブにします。
※保存はしていません。
6.15 更新
Excelファイルを読み込み、同一条件で再比較します。
8.クリップボードの比較
8.2 比較条件(比較方式)
表形式のデータを比較する場合に、左上を原点として、右向きに比較をしていくか、下向きに比較をしていくかを指定します。
・横から縦に比較
左上を原点として、右向きに比較をしていきます。
・縦から横に比較
左上を原点として、下向きに比較をしていきます。
・完全一致
X座標とY座標が一致するデータをそれぞれ比較していきます。
8.3 比較条件(タイトル)
比較実行時に、タイトルを指定すると、タイトルと値が一致するものが等しいデータと判定します。
※項目数が異なる表を比較する場合などに、指定することで比較結果がより正確になります。
8.4 比較条件(キー)
比較実行時に、キーを指定すると、キー項目の値が一致するレコードを比較対象のレコードと判断して比較します。
※データベースのように主キーを持っているレコードを比較する場合に、指定することで比較結果がより正確になります。
8.5 比較実行
「比較実行」ボタン押下することにより、指定した比較条件(比較方式、タイトル、キー)にて読み込んだデータの比較を行います。
比較した結果を色違いで比較結果画面に表示します。
8.9 フッター情報
比較結果の選択しているセルの内容を表示します。
また、左右の文字列をテキスト単位で比較して、異なる個所(文字)を色違いで表示します。